念願のマイホーム、新築一戸建てを買う場所について、姑と夫がずっと揉めています。

それは、姑は実家の近く(夫の職場からは、通えなくはないが遠い)を希望し、夫は職場に通いやすい場所(車で20分)を希望するという、大きな希望の食い違いから始まったものでした。

姑が勝手に目星を付けていた宅地は、夫の実家から徒歩5分。
そんな距離感では、しょっちゅう来るのは目に見えていますから、在宅で仕事をしている私の方がおかしくなってしまいます。そもそも、今買おうとしている土地は、同じ市内だし、車を使えば夫の実家まで40分で行けるので、近くはないけれど、遠いというものでもありません。
それで何が不満なのか……と聞くと、姑曰く、ただ、自分が夢見ていたことが叶わなくなることに激しい不満を覚えているだけで、私たちが近くに住まないことで、別に物理的なデメリットなんてないのです。
現在住んでいるアパートよりも、新しい土地の方が夫の実家に近くなるのですから、それで不満を言われてしまっては、こちらが困ってしまいます。
夫も私ももう大人ですから、親の意見に左右されて、大事な決断を誤ることはしたくありません。
しかも、せっかくの新築一戸建て、一生に一度の買い物です。
それを、恐らく私たちよりも先に死ぬ人間の希望を第一にして買う意味がどこにあろうかと。

そして、もう、ハウスメーカーに手付金を支払い済みの状態なので、キャンセルはできません。
姑を納得させることも、どうしても無理そうなので、二人とも諦めました。
ですから、目下の課題は、姑からの毎晩の電話攻撃をどうやって躱すかなのです。

姑ときたら、夫が仕事中でも、夫婦二人がインフルエンザで寝込んでいても、夜遅くてもお構いなしに、自分が話したいことがあったら、それを思いついた瞬間に電話をしてきます。
ですから、現在も、夫は一日に数回の姑からの電話に煩わされている状態です。

早く決着がついて、100%前向きな気持ちで、家を建てる話し合いをしたいものです。
このままでは、心から喜べないですからね。