現在2歳と0歳の子供が家にいるのですが、毎日子育てでクタクタな私とイヤイヤ期真っ盛りの長男はいつも朝からプチバトルです。何たってこんなに言うことを聞いてくれないんだろう、と毎日イライラして怒鳴ってしまっていました。私自身キャパが非常に狭いのでつい本気になって長男と喧嘩するものですから、はたから見ると本当に大人げないなと思われることでしょう。自分の心の器はすでにダダ漏れ状態です。
ある日、何か子供と一緒に楽しめるようなことはないかなあ、と思ってインターネットで情報を集めていました。しかし何か一緒にするにしても部屋が散らかったり、お金がかかったり、どこか遠くまで出かけないと行けないようなものは、きっと私の方がクタクタに疲れてしまいかえって逆効果になってしまうだろうと思ったので、手頃で家でも楽しめるようなものを探していました。

一つ候補に挙がったのが一緒に料理をすることでした。2歳でも一緒にできるような料理って何だろう…。とりあえずホットケーキミックスを買ってきて簡単に混ぜたりるだけのホットケーキから始めてみることにしました。
だけどこの長男、なんでも自分でやりたがる時期ですので、思った以上に全く料理になりませんでした(笑)
まず「卵割りたーい」から始まり卵をひねりつぶし、次に「小麦粉入れたーい」となれば机はもちろん床や壁にまで粉が飛び散りあたりはまるで雪景色…。混ぜたりするだけのつもりが、長男の何でも挑戦スイッチが入ってしまったので全く進まず、掃除の手間と時間だけが過ぎてゆき、キャパ狭い母はイライラが募ってかえって「しなきゃよかった」と落胆したのでした。
次に試したのが、ガーデニングです。

早速天気のいい日に、ホームセンターに鉢とお花と土と子供用のスコップを買いに行きました。
ここでも長男、走り回ったり色々つつき回ったりとするのでその度に首根っこ掴みながら阻止。すでにクタクタになりながら、「これ大丈夫かしら」なんてガーデニングを始める前から不安を掻き立てられましたが、なんとかガーデニンググッズを買いそろえて家路に向かいました。お花は長男に選ばせたのですが、いろんな花を見ながらどれにしようかと選ぶ様子はとても可愛くて、ついついその様子を撮るためスマホを取り出したものだから、長男の「アンパンマン見せてー」のおねだり攻撃!(ユーチューブのアンパンマン動画のことです)はい、私が悪うございました。
そして、家の庭で新聞紙を広げてそこに花と土を取り出すと、案の定「僕もやるー」と買ったばかりのスコップを持って、一生懸命鉢に土を入れていました。

(おっ、これならイケる)とホッとしました。キレイな花と土や肥料も入れて出来上がった花に長男は大喜びでした!自分で植えた鉢を見て「キレイねー、僕がやったんよ」と嬉しそうに見つめる目はとてもキラキラしていました。
それからというもの、朝起きるとまず長男は外に置いてある鉢に水をやって、「きれいねー、お花さんお水のんでね」と言いながら、花を愛でるのが日課になりました。

その様子を見て私も癒され、朝から笑みがこぼれるようになったので癒し効果抜群です。その後すぐバトルが始まったりするのですが(笑)
だけど、子供の情緒の発達にもよさそうだし、何より一つ朝の日課ができたことで長男も朝が楽しみな様子でご機嫌で起きてきたりします。少しグズついても「お花が待ってるよ」と言って起こします。始めてみて本当に良かったです。
ガーデニングというにはまだまだほど遠いですが、いつか次男がもう少し大きくなったら三人で花を植えて、家の庭が沢山の花に囲まれるといいなと私の密かな楽しみです。
baby_haihai

勤務している会社のオフィスの応接にレンタル絵画を飾る様上司から指示を受け、レンタル絵画の存在を知りました。
そんな雑用をまかされるまで、そもそもレンタル絵画というサービスがあること自体、知りませんでした。(正確には、ちょっと考えればそういう職業もありそうですが、思いつきもしなかったんです。)
私が手配したのは、2ヶ月に1回違う絵に交換してもらえる。しかも、そこのレンタル店が安かったので、一緒に大きな観葉植物もレンタルしました。
2ヶ月ともなると、水やりをしないと枯れてしまいます。でも、レンタル先がちゃんとお世話をしてくれるかもわからないから、レンタルする観葉植物は強い植物にしているんだろうな。とか考えていました。あいにく私は植物を育てるのが好きだったので、一度も枯らしたりはしませんでしたが。

私は、慣れてくると、絵画を運んでくれるおばさんに、絵画について、「今回のはいい。」とか、「今回のはいまいち。」とか感想までいうようになって、かなり図々しかったと思う。でも、そこの絵画を運んでくれるおばさんはいい人で、「あんた、この絵地味って言うけど季節の花なんだよ!」とか逆に叱られたりしました。笑
そのうち、そのレンタル絵画店で、絵画教室もやっていると知り、会社から近いことから、仕事終わりに絵画教室に通うことにしました。そこで知った衝撃な出来事は、そのお店の店主がレンタル絵画を描いていたんです。そりゃ、レンタル料金も安いわけですね!
私はその店主さんに、絵を教えてもらいながら、全然上達はしないながらも楽しく絵を描く様になりました。どうしてもって一度お願いして、自分の事務所に自分の書いた絵をレンタル絵画の時に持ってきてもらったのは事務所の人たちには内緒です。笑
でも、そんなこと言ったら、これからは、レンタルしなくても2ヶ月に1回、絵を描いてって言われちゃうかなー。困っちゃうなー。といらない心配をするのでした。
それにしても、大人になってからの絵画、中学生の頃以来、真っ白なキャンパスに出だしの一本、線を入れるときに緊張感、久々に思い出してとても楽しいですよ。