香りで記憶が蘇えって来る事って、ありませんか?あれ、不思議ですよね。

昨日、食器洗いの洗剤が無くなりそうだったので、新しい物を買ってきました。いつも好んで使っているものがあるのですが、同じシリーズの中で、今回はシトラス系の物を選んでみました。そして今日。食事の片付けの時、スポンジへ洗剤を出すとすぐにいい香りがしてきました。今まで使っていたものよりも、更に好みのもので、一瞬で気に入りました。
多分、次回もコレ、買います。
それはさておき。
食器を洗いながら、その香りが昔の記憶と繋がっていく感じがしたのです。
”この記憶って・・・”
隅の方に追いやられていた記憶を呼び起こそうと、巡らせました。
“あっ!車だ!車の芳香剤と同じ香り”
その答えが出て来たまでは良かったのですが、そこからが大変。
“えっと・・・誰の車だったっけ?”
食器を洗いながら、きっと難しい顔をしていたと思います。
“あっ!元カレだ!”

なかなか思い出せない事をやっと思い出せて、スッキリ解消される瞬間ってあるじゃないですか。話したところで理解してもらえないかもしれないけど、なんだか誰かに話したくなるような気分になる事とか。
しかし今回、目の前にいて、すぐ話せる相手は主人。話す内容は元カレ。
“あぁ・・・ダメだ。話せない”
思い出せたスッキリ感を誰かに伝えたいのに、話すことは出来ず、折角のスッキリ感が半減されてしまったのは言うまでもありません。

食器を洗っている間、私は記憶を辿ったり、想いが巡ったり、色々大変でした。もう何年も昔の香りを思い出すなんて・・・。脳ってスゴイと思わずには居られませんでした。